グランパピエ

Title: [グランパピエ第3号/表紙画デザイン]

る・ぐらんふーる(ま のすけ氏)発行のことばとARTなマガジン「グランパピエ」 その第3号の表紙画を デザインさせていただきました。今回は、ロシアの女流詩人アンナ・アフマートヴァの詩で、なんと ロシア語です。スターリン革命で発禁処分にあった彼女は、文字にはせずに、すべての詩を頭の中に記憶・ 保管していたのだそう。壮絶ですね。このエピソードを知ったとき、甘雨の頭に浮かんだものは、 ドクン・ドクンと激しく脈打ち、今にも爆発しそうな「詩の原子」のイメージ。それが今回の表紙絵と なりました。筆文字×墨象×デジタル彩色のコラボ作品です。ロシア語揮毫は、もちろんはじめて。 とても貴重な体験をさせていただきました。多謝(_ _)
言葉とARTの雑誌「グランパピエ」とは、一枚の大きな紙のこと。今回のおまけ、年賀状のダウンロード素材に甘雨も2点ご提供しています*
◇隔月発行/1冊850円(税込・送料別途100円)ご注文は⇒http://grand-papier.com/
 
詩 /アンナ・アフマートヴァ(1889-1966)露
Думали: нищие мы, нету у нас ничего, А как стали одно за другим терять, Так сделался каждый день Поминальным днем, - Начали песни слагать О великой щедрости Божьей Да о нашем бывшем богатстве. 1915
(人は思っていた 貧しくて 私たちには何一つないと けれどひとつまたひとつと失ってゆき  毎日が追悼の日になると 歌がつくられはじめた 神の大いなる恵み深さと 私たちのかつての豊かさを 歌ううたが /1915年4月12日 ペテルブルク トロイツァ橋 (翻訳:木下晴世) 『アマートヴァ詩集』より)
 
*ご依頼は墨イラストや筆文字のみ〜本全体の装丁まで可能です。お見積もり&ご依頼はコチラから[2010.11]
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